山下内科の山下です。今回は「出口便秘の治療と生活習慣の改善」です。
この度、当院では、便秘治療、特に出口の便秘（直腸・肛門）に着目した新しい治療法（ある座薬を使用）を提供することができます。この治療法により、副作用なく治療が進められ、便秘は改善していきます。
しかし、注意しなければいけないことは、便秘というのはは出口の便秘を治しつつ、良い便をつくる生活習慣の改善で良くなっていくということです。良い便をつくる生活習慣とは食事・運動・睡眠・ストレスなどの改善のことです。便秘解消には総合戦略で行く必要があるのです。
ただ、何か一つのサプリや健康食品やある食材をとれば便秘が良くなるのではないのです。ごぼうやきくらげや納豆やプルーンが便通に良いとテレビで流れると、翌日にはスーパーからその食材がなくなってしまいます。そうではなくて、食事・運動・睡眠・ストレス管理を総合的に行うことにより、じわじわと便通は改善していくのです。
したがって、便秘は出口の便秘を治療することと、良い便をつくる生活習慣を改善することを車の両輪とすることがポイントと考えます。どちらも大切であり、両者を同時に行うことにより、便秘はかなりの速度で改善してゆくと思います。
当院では出口の便秘に着目した新しい便秘治療法（ある座薬を使用）を提供することができます。
