山下内科の山下です。今回は「良い油・悪い油」です。
この度、当院では、便秘治療、特に出口の便秘（直腸・肛門）に着目した新しい治療法（ある座薬を使用）を提供することができます。この治療法により、副作用なく治療が進められ、便秘は改善していきます。
しかし、注意しなければいけないことは、便秘というのはは出口の便秘を治しつつ、良い便をつくる生活習慣の改善で良くなっていくということです。良い便をつくる生活習慣とは食事・運動・睡眠・ストレスなどの改善のことです。便秘解消には総合戦略で行く必要があるのです。それでは、食事の改善についてです。
体に良くない油としては、ベニバナ油・ヒマワリ油・綿実油などのサラダ油やマーガリン・ショートニングなどのトランス脂肪酸があります。サラダ油の中に、酸化しやすいオメガ６脂肪酸が豊富に含まれていて、体の中でに炎症をおこしたり動脈硬化を進行させたり組織を酸化させたりしてしまいます。トランス脂肪酸も体の中で炎症を起こしたり、心血管病変を来たしやすいと言われていて、欧米ではかなり規制されて来ています。
体に良い油としては、ココナッツオイル、エクストラバージンオリーブオイル、バター、ギーなどがあります。 エクストラバージンオリーブオイルはサラダのドレッシングとして使用すると良いでしょう。
当院では出口の便秘に着目した新しい便秘治療法（ある座薬を使用）を提供することができます。
