山下内科の山下です。今回は「高強度インターバルトレーニング(HIIT)とは」です。
この度、当院では、便秘治療、特に出口の便秘(直腸・肛門)に着目した新しい治療法(ある座薬を使用)を提供することができます。この治療法により、副作用なく治療が進められ、便秘は改善していきます。
しかし、注意しなければいけないことは、便秘というのはは出口の便秘を治しつつ、良い便をつくる生活習慣の改善で良くなっていくということです。良い便をつくる生活習慣とは食事・運動・睡眠・ストレスなどの改善のことです。便秘解消には総合戦略で行く必要があるのです。それでは、運動のすすめについてです。
持久力トレーニングを効果あるものにするためには、それを継続する習慣化の問題と運動に使われてしまう時間が膨大になってしまい、忙しい現代人の健康効果を得る方法としては適していません。又、長時間の持久トレーニングによって酸化ストレスが増大することは明らかなため、運動時間はなるべく短く行う必要があります。そして短時間の運動で最大の効果を得る取り組むべき方法の一つに高強度インターバルトレーニング(HIIT)があります。
高強度インターバルトレーニング(HIIT)とは30秒くらいの短時間の高い負荷のかかる筋トレなどの運動と30秒ぐらいの休憩を交互に繰り返していく方法です。はじめは、4つ位の筋トレなどの運動を実施し、一日4分程度から始めていきましょう。1日4分位なら、初心者や忙しいくて時間のない人でも始めやすいでしょう。はじめは週3回4分位のHIIT運動を行うことから始めて、目標は週3回20分間位で週60分となります。ウォーキングと一緒に行うことで健康効果があがります。
下半身や腹筋を鍛えるスクワット、レッグレイズ、プランクや、ジャンプして腸に適度な振動をあたえるもも上げダッシュ、ジャンピングジャックなどの運動が便秘改善に適しています。ネットで検索してみてください。
当院では出口の便秘に着目した新しい便秘治療法(ある座薬を使用)を提供することができます。