山下内科の山下です。今回は「アーシングとは」です。
この度、当院では、便秘治療、特に出口の便秘(直腸・肛門)に着目した新しい治療法(ある座薬を使用)を提供することができます。この治療法により、副作用なく治療が進められ、便秘は改善していきます。
しかし、注意しなければいけないことは、便秘というのはは出口の便秘を治しつつ、良い便をつくる生活習慣の改善で良くなっていくということです。良い便をつくる生活習慣とは食事・運動・睡眠・ストレスなどの改善のことです。便秘解消には総合戦略で行く必要があるのです。それでは、睡眠等の改善についてです。
最近では裸足で地面を触れることで得られる健康効果が科学的に注目されています。裸足になって地面に直接触れる行為を「アーシング」と呼び、アーシングを行うことで私たちの体と地球が電気的につながり、さまざまな健康上のメリットが得られると言われています。
現代生活では靴を履き、建物の中で生活することが多くなり、地球と直接触れ合う機会が少なくなっています。これにより、身体が地球の電場から切り離され、健康リスクが増加しているという考え方があります。アーシングは、この切断された電気的つながりを再び取り戻す行為であり、私たちの体内に生じる「フリーラジカル」を中和する効果があります。
フリーラジカルは、酸化ストレスを引き起こし、細胞を損傷させる原因となる物質です。フリーラジカルが増えることで、糖尿病、心臓病、脳卒中、アルツハイマー病、がんなどのさまざまな慢性疾患のリスクが高まると言われています。フリーラジカルは、体内で電子が不足している状態で発生し、他の分子から電子を奪おうとするため、細胞が損傷を受けます。地球の表面はマイナスの電荷を帯びており、アーシングを行うことで、地球から電子を受け取ることができます。この電子がフリーラジカルを中和し、酸化ストレスを軽減する効果が期待されます。
アーシングの効果には、睡眠の質の向上と痛みの軽減があることがわかってきています。その他、血流改善作用、自律神経のバランスを整える、免疫機能の向上など、心身にとって様々な効能・効果があると言われています。
裸足で地面を歩くこと以外に、庭で土いじりをしたり、散歩中に自然の一部に触れたり、アーシング用のマットやシーツ・靴下などを利用して、室内でもアーシングを実践することが可能です。
当院では出口の便秘に着目した新しい便秘治療法(ある座薬を使用)を提供することができます。